人気よりは走ってるんだからまずまずだよね

カネフラは6番人気で6着でした。馬体重は-2の456kg。なかなか体が増えてきませんが、今回も輸送で結構減らしていたようで、そのあたりもう一段の成長が待たれます。レースは五分に出たのと京都内回りを意識したのか、いつもより前目(6番手)の位置取りになりました。3角から外を回して追い上げましたが、直線での伸びはイマイチで逆に突き放されてしまいました。脚の使いどころが難しい馬ですが、鞍上も含めこのクラスのペースに慣れる必要がありそうです。

ジャイサルメールは11番人気で10着でした。馬体重は-14の494kg。ただ、これでも太く動きも散漫に見え、今日のところはちょっと、の印象。レースの方ですが、ゲートは五分に出たものの行き脚がつかず、後方に大きく下げてから(15番枠から)内に入れて追走。コーナーは12番手で回り直線足を伸ばそうとしましたがじりっぽく、10番手までがやっとでした。あと2頭ぐらいは抜けると思ったんだけどねえ。使いながら走れる体つきになってくれば、だもんで、馬体に問題がなければ連闘も、だそうです。

ラジエーションは10番人気で2着でした。デビュー戦の馬体重は462kg。ちょっとうるさくて競馬に集中できてない感じで、牝馬だしこんなものかなあという印象。ただ、騎手が乗ってからは割と機嫌が良さそうでした。レースは五分のスタートから押し気味に前へ行き、1角でやや抑えて3列目(7番手)に落ち着きました。3角から動き4番手の外目で直線へ。いい伸び脚を見せて一瞬は勝ったかなと思ったけど、最後は脚色が同じになってしまいました。気持ちで走るタイプで、稽古と実戦は別物のようです。この時期の新馬戦なのでレースレベルには疑問があるのですが、時計的には未勝利戦2鞍と遜色なく、それなりに評価しても良さそう。これで牝馬限定なら勝ち負け、と言いたいところですが、一回使ったことでテンションがどうなるかが問題。距離短縮という選択肢も出てくるかもしれません。

ヴィクトリアドールは9番人気で7着。馬体重は-4の506kg。相変わらず落ち着きのない周回でしたが、滞在競馬で観客も少ないこともあり多少はましかな、とは思いました(BGM鳴らしてパドックを歩く練習をするなど工夫はしたようです)。レースは五分のスタートも折り合い重視で最後方から。4角では内を回り差を詰めましたが、その分馬場の悪いところを通らされることになり伸びきれませんでした。今の小倉では外を回さないと苦しいのですが、さすがにあそこから大外に出すわけには行きませんわね。最後まで真面目には走っていたので、これがきっかけになればとは思います。あとは輸送競馬でどうかなんですが、、、