なかなか楽しい1年でした

最終日、カネフラは7番人気で1着でした。復帰戦の馬体重は+8の458kg。細いのは細いのですが、まあ順当に成長してきてるかなという感じでした。レースは五分に出ましたが大外でもあり無理せず下げて後方から。1000m通過61秒というスローだったのですが、3角手前で先頭のクレバーテーストが後続を離しにかかってペースが上がり、結果的に差し馬の流れになりました。4角手前でスマートファントムにパスされましたがここは我慢(これは前走時と同じ判断でしたね)。4角回ってからその外に出し加速、ゴール前は横一線になる混戦を見事制しました。永島が良く我慢して御してくれたんですが、実は(追うのに必死で)ゴールのタイミングが合ってなくて、ライブでは差し切ったと思ったのがスローを見て負けてるじゃんになり、写真判定の結果が出て勝ってたのでびっくり。確かに判定写真を見るとちょっとだけ前だなあ。同着でもいいくらいだと思うけど。勝ちタイムは遅く上のクラスで即通用かはわかりませんが、血統が地味なこともあり成績の割に人気しない馬(ここまで平均すると6番人気で3着)なので、またどこかで穴をあけてくれるんじゃないかと期待しています。ただ、これなら神戸新聞杯で見たかったなあ。

エクロジャイトは6番人気で11着。馬体重は+10の512kgでしたが、久しぶりの関西圏での競馬だったのでこれはこんなもんでしょう。馬は良く見えたし、今回はうまくハナにたてたのですが、いざ追われるともろかったですね。陣営はやっぱり体調が戻っていない、あれならもっと粘れるはず、との見立てですが、どうなのかなあ。

ディスペランツァは10番人気で9着。輸送もあって体は絞れていたし(-6の516kg)、動きも良かったし、これならと思ったのですが、、、レースの方も今回は五分に出られたし、うまく中団に付けて残り3Fから動いて直線さあ、ってところで前が壁になり外に出すロス。そこから頑張って追うもさほど伸びず流れ込んだだけでした。ただ、前が壁といっても反応が悪いから壁ができちゃっただけで、そもそもの脚がなかった印象です。陣営は(前走もそのコメントはあったけど)距離が長いとの見解で、今後はマイル路線になりそう。まあ、夢は見られたから感謝ですね。

栗東は検疫が滞ており馬の入れ替えが難しい状況で、使った馬は(インペリオも含め)とりあえずそのままトレセンでの年越しになりそうです。年明けに放牧になるのかはそこでの体調を見て判断かな。他に入厩してるのはコナブラック(1/6京都予定)、ヴィクトリアドール(1/6京都予定)、カラフルキューブ(1/14小倉予定)、フェブルウス(1/27東京予定)の4頭。来年もいい年になりますように。