夏の大一番 (2)

ヴィクトリアドールは2着でした(3番人気)。デビュー戦の馬体重は510kg。まあ仕上がっていたかと思います。稽古の段階から他馬を気にする面がありゲートは早くないよ、ということだったのですが、実際のところ出は良かったものの二の脚が遅く後方馬群からの競馬となりました。どスローとなりましたがきちんと折り合い、3角手前から追撃を開始。人気馬をうまく内に閉じ込めて4角を回りこれなら、と思ったら逃げていた馬が外によれ、そのあおりで大きく外に振られ、結果空いたスペースを突かれ先に抜けだされてしまいクビ差届かずの2着。とにかくスローなので能力的にどうなのかはわからないのですが、競馬が分かってくればもっとやれそうです。ここを勝ったのも結局スワーヴリチャード産駒で、ついに中央の2歳リーディングでトップになってしまいました。うまく流れに乗っていきたいですね。次走は中1週でもう一回札幌T1800mを予定。

ルピナスリードは13着(11番人気)でした。ソロっと出てついて回っただけでしたが、とにかく枠順がねえ。騎手からも泣きが入るくらいだから。とはいえ、それにしても見せ場がなさすぎで、洋芝がダメなのか、右回りがダメなのか、もう走る気がなくなったのか、、、とりあえず放牧に出して秋に備えることになりますが、どうなるかなあ。賞金の争いだとそろそろ除外対象だろうし。

さて、今週はまず木曜門別11R、ブリーダーズゴールドカップJpnⅢ)にカラフルキューブが出走します。1番/8頭、55kg鮫島駿騎乗。なんとまたまた1番枠。このコースも内枠は不利なのですが、さすがにこの頭数だし、脚質もバラバラなのでそう有利不利はないのかなと思います(それより展開が鍵)。常連の6歳のお姉さん2頭にフレッシュな3歳馬が挑む構図で、4歳2頭はちょっと厳しそうではあるのですが(地元勢はとりあえず無視させていただきます)、その分斤量は恵まれているし、右回りの中距離ダートはベスト(とはいえ2000mは少々長いかも)。一番いいのは大井の1800mだと思うので、そこに進めるだけの賞金を何とか積み増したい。北海道入りしてからほんとに体調はいいみたいだし、序盤のテリオスベルの位置取り次第だけどレースは流れると思うので、首尾よく追い比べに持ち込めれば勝機もあるんじゃないかと。前日夜の佐賀競馬で騎乗してから門別に乗り込む鮫駿の気合に期待します。