今週の競馬

まずは先週のおさらいから。京都牝馬Sのルピナスリードは13着でした(6番人気)。馬体重は-2の456kg。造りもよく、この馬にしては落ち着いた周回で好感が持てたのですが、後から考えるとちょっと元気がなかったかなあ。レースは五分のスタートもやや抑えて中団の内を追走。直線向いて勝ち馬が抜け出した後のスペースを突こうとしたのですが、目立った伸びは見られずなだれ込んだだけでした。もともと切れるタイプじゃないし、短距離重賞にしてはかなりのスローペースになったのに控えたのでは持ち味が出ないだろと思うのですが、陣営は坂が邪魔をして伸びきれなかったとの見解。そうすると平坦コースであたらめてとなるのですが、秋競馬までに賞金を加算しておかないと除外される方に回ってしまうので、勝負はダービーの日の安土城Sか、例年8月に設定される朱鷺Sってことに。となると、騎手は団野に戻りそうですね。まあそれでいいんだけど。

ヒアシンスSのエクロジャイトは3着(9番人気)。馬体重は-12の504kg。東京までの輸送もあって評価は難しいのですが、絞ってきたという解釈でよさそうです。レースはスタートで2馬身の出遅れ(芝スタートは中京で経験あるけど、その時も早くはなかったよなあ)。芝を走っているうちに大外まで持ち出し、ダートに入ると猛然と加速しハナを奪い切りました。ここで一呼吸おいて直線入り口で再加速。離れた外を抜いていった2頭には抵抗できませんでしたが、いったん交わされた番手の馬は差し返す根性を見せ、ぎりぎり粘り切っての3着確保。土曜日の負けを全部取り返してくれました。偉いやっちゃ。(キックバックを極端に嫌がる)馬の性格をわかったうえでの瑠星の好騎乗だったわけですが、ちょっと人気なさすぎだよなあ。ルピナスは川田が乗るってんで過剰人気でしたが。普通に考えたらどちらも単勝20倍くらいの馬だろうに。とにかく、このクラスでもやれることはわかったので、収穫は大きかったですね。とりあえずゲート練習をして、次走に期待。

で、今週ですが、コートパルフェは出走を見送った(やっぱり基礎体力に問題があるような気が、、、)ので、金曜日のサンビーストだけになりました。大井9R、D1200m、1番/16頭、56kg森泰斗騎乗。前走ちぎられた馬とか5連勝中の馬とかいるのですが、相手関係としては十分やれると思います。ただ、多頭数の最内はちょっとどうかと思うので、騎手の力でどこまでカバーできるかですねえ。