ダービーウィーク

エクロジャイト、展開にも恵まれましたが危なげない勝ちっぷりでした。休み明けで馬体重は+2の506kg。ダートの上級戦でどの馬も立派な造りでしたが、歩様もよかったし、もっと人気するのかと思ってたけど4番人気どまり。まあ、前走は無茶な競馬だったから、評価しにくいのは確かだけど、、、ゲート練習の甲斐あってスタートは五分に出れたし、気合をつけて前に出ると突っかけてくる馬もおらず、13秒台のラップが並ぶスローぺースになりました。逆にスローにし過ぎで切れ負けするんじゃないかとひやひやしながら見ていたのですが、坂の下りからレースが動き始めると、きれいな加速ラップを刻んで後続にスキを与えませんでした。まあ、この展開になると見た目よりずっとしぶといですね。友一君もうまく乗ってくれました。パチパチ。さて、これで本賞金加算して(賞金1900万で本賞金1200万加算されるのはなんだかなあですよね)準オープンをすっ飛ばしてのオープン入りです。注文が付くタイプなので毎度とはいきませんが、まだまだ未完成だし自分の型は持っているので、適度に馬鹿にされれば穴をあけることもあろうかと思います。とりあえずすぐには適鞍がないのでいったん放牧。

さて、ダービー週だし、すでに入厩している馬もいるんだから、いつもの年なら2歳馬の紹介なのですが、さすがにそこは後回しで現役世代の話を。まずは日曜東京9R、薫風ステークスD1600mにカラフルキューブが出走します。56kg北村友騎乗。特別登録の時点では出走決定順が21番(フルゲート16頭)だったので、除外だろうと思っていたのですが、回避馬が出て滑り込むことができました。ラッキー。ただ、現級で5、3、4着なので力上位だとは思うのですが、除外濃厚だったのでそこまでキッチリ仕上げていないと思われるし、左回りは明らかに成績悪いし(高野先生はそんなことないという意見で、今回も距離短縮を意図して府中まで運ぶのですが、、、)、先週勝ちをつけてもらったばかりでなんだけど友一だし(なんで府中にいるのかと思ったら目黒記念で高野厩舎の馬に乗るんだわ、そりゃあ除外濃厚でも依頼できるわなあ)。まあ、ここで結果が出せれば選択肢も広がるから、頑張ってほしいね。

で、11R東京優駿です。とにかく武豊なので語ることはなんぼでもあります。マスコミの露出も(直前になったら変わるだろうけど)抜けた一番人気のはずの皐月賞馬より大きいくらい。枠順ももう少し内の方がいいんだけど去年とドウデュースと同じ橙帽なのでまた話題に。皐月賞馬は三冠馬続出の5番だし、青葉賞馬は一番いい結果が出ている白帽で、そっちの方がいいけどねえ。武のダービーでのテン乗り皐月賞馬のハクタイセイを含め6回あるんだけど、馬券対象になったことも人気より着順がよかったこともありません(10番人気10着というのはある)。やれやれ。いちおう(騎手ではなく)馬の方に振った話をすると、皐月賞が前回重馬場だったのは50年前のハイセイコーの時なんだけど(不良馬場なら2回あります)、ハイセイコーは5番枠からダービーに臨んで3着に敗れ、この時の勝ち馬は橙帽のタケホープ(谷川牧場産)。ハイセイコー単勝支持率はディープインパクトに破られるまでずっとダービーレコードだったわけで、あれこそ「怪盗」の所業だよねえ。まあ、当時は多頭数だから5番でも黒帽だったんだけどね。

会員枠も含め指定席の抽選に外れたので困ったなと思っていたのですが、とりあえず入場券は確保できたので府中まで行ってきます。現地での観戦はナリタブライアンのダービー以来。一般席(というか一般席もスマートシートになってるから立ち見)なので雨だと居場所がないなと心配してたのですが、天気は何とか持ちそうです。皐月賞の時は前座?が春雷ステークスだったけど今回は薫風ステークスだしね。レースが見られるかは怪しいですが、居場所はなんとかなりそうで、とりあえず競馬博物館を見て、内馬場でビールでも飲んでればいいかと。とにかく一口28年目で初のダービー(というか、牝馬限定でないG1は皐月賞しか経験がない)。土曜日もいろいろあるので日帰り遠征なんですが、楽しんできたいと思います。