一段落

アルフワイラは10番人気で13着でした。馬体重は+6の536kgでしたが、太くは見えませんでした。ダートならあんなもんでしょう。レースの方はゲートは五分に出たものの追走に苦労し直線も伸びきれずで、中央のペースに戸惑った感じでした。栗東にいた時ももう少し長い距離を使ってたしね。まあ、この辺は慣れも見込めるし、じきに中山が始まるので。ただ、左回りの方が成績いいんだよねえ。中京使ってくれないかなあ。

コナブラックは4番人気で11着。馬体重は変わらずの518kgで、相変わらずよく見せてはいました。ゲートでやや立ち遅れ、行き脚もつかず結局後方から。直線は外に出して伸びかけましたが伸びきれず。これまでも追って味のある馬じゃないので、前に行けなかった時点で勝負あり。今村さんは今週もそれなりの人気馬を集めても馬券にはならずで、なかなか難しいことになってきましたねえ。

エクロジャイトは5番人気で10着。馬体重は‐6の502kg。うまく仕上げてあったと思います。ゲートもすっと出たのですが、直後に躓いて結局は後方から。砂を被らないように外を回して、直線も伸びかけましたが最後は前と同じ脚になってしまいました。とにかくスタートがすべてだったのですが、レース前から走りが短距離馬になっているというコメントがあって、ヘニーヒューズの仔なんだし2100mはどだい無理だよなあ、という結果でした。いったん放牧に出すことになりそうですが、ダート短だと京都の最終勝った馬と路線が被るから使い分けが大変かも。

ファントムシーフは6番人気で9着。馬体重は+2の504kg(今週はみんな500kg超だったなあ)。馬はすこぶる良く見えたのですが、一方で春からの成長はあまり感じませんでした。なにより、一頭だけ2人引きだったのはこの距離を考えると減点だよなあ。レースですが、スタートは良かったです。前に出た2頭について上がって行こうとしたところで、外からドゥレッツァが来て控える形になりました(結果的にはここがすべてかな)。あとは道中外目を追走。向こう正面で馬群に動きがありましたがここは自分のペースを守り、いい感じで直線追い出したところでサヴォーナに弾かれ外に出して立て直すロス。そこからも伸びそうで伸びきれずで流れ込んだだけでした。すっと反応できないのは以前からこの馬の課題なのですが(ホープフルも皐月賞もそれで負けてるよね)、今回も4着以降は走ったところの差で、勝負所での反応を磨くか、反応悪くてもレースになる道を探るか(ダート転向とか)なのかなあ。まあ、これでしばらくは一線級の馬とは走らないんだろうから、いろいろやってみるといいよね。とりあえず、野路菊S勝ってから1年、なかなか濃い日々を過ごすことができました。無事に三冠を走り切ったことに感謝。もうこんなことはないかもねえ。