そりゃいろいろあるわな

ディスペランツァは離れた3番人気でしたが快勝でした。2戦目の馬体重は-4の524kg。正直まだ太かったですし、パドックでも物見がひどく集中しきれない様子でした。ただ、体格も脚の運びもなかなか良かったし、返し馬はパドックより好印象だったので、まあ前走みたいなことはないだろうと。思ってたのですが、ゲートでは飛び上がるような感じでまたも出遅れ。ただ、今回はミルコだったので無理やり前を向かせると(ライブでは鞭入れたのかと思ったけど、手綱で修正しているだけかな)後方の外を気分良く追走。3角手前から徐々に差を詰め、残り3Fで一気に加速し前の馬を飲み込むように4角を回り、直線で一気に抜け出しました。最後は内から迫られたものの余裕を持って残しての完勝。外が伸びる馬場だし、ゲートが下手だから大外で良かったとは思いますが、ミルコがうまく乗ってくれました(今週は9鞍で4勝。もう少し様子見ないとだけど、関西復帰で生き返ったみたいですね)。体つきや振舞いからもまだまだ上積みは望めるし、このまま成長していってほしいです。当面の路線がヴィクトリアドールと被りそうなのは問題ですが。

一方のコートパルフェは9番人気で9着。馬体重は+6の452kgでしたが、まだ細い印象。前の馬がゆっくり歩いてたので仕方ない面もあるのですが、踏み込みも浅くていまいち。体のバランスは悪くないんだけどねえ。返し馬もまああんなものかな、という程度。で、陣営は前で競馬するよう頼んでいたそうですが、ゲートを出てすぐに挟まれ後退。そこで外に出してくれたらよかった(実際、2角までは馬群の外を進んでいた)のに、内に入れたために勝負所で進路がなくなり勝負あり。まあ、減量依頼で出負けしたらこんなもんです。すぐに首にはならないと思うので、次はもう少しうまくやってほしいよねえ(もっとも、騎手じゃなく馬の問題でしょうが)。