9月になりました

まずは先週の結果から。ヴィクトリアドールは1番人気1着。当初から単勝1番人気、連では2番人気の状態だったのですが、出入りはあったもののオッズは結局そのままでした。2戦目の馬体重は+2kgの512kg。パドックでは結構うるさくなっていて、まあよくないといえばよくないけど、前走のわけわかってない状態よりはいいかなあ、といった印象でした。ただ、(中継映像では確認できませんが)返し馬でもうるさかったようですし、口取りの後もラチにぶつかって胸を打撲したそうで、ちょっと続戦は無理の状態だった模様。勝ててよかったなあ。レースは、そんな状態でもゲートは遅く後方、とはいえ5頭しかいないし超スローなのですぐに外に出し4番手につけました。そのまま一団の馬群の外々を回して追走。3角手前でようやくレースが動き始め、仕掛けて4角で先頭に並びかけ、直線半ばで先頭。ゴール前は内をすくった馬に迫られましたが、何とか頭差しのいで勝ち切りました。時計が遅いのでどう評価していいのか悩むところですが、結局鞭を使ってないみたいだし(怖くて使えなかったのかな)、左前を落鉄していたそうなので、パンとすればもっとやれるかなと思います。この後はNFしがらきに放牧予定で、気性面での成長が待たれます。

ディスペランツァは2番人気で5着でした。初戦の馬体重は528kg。まだ重いという評価でしたが、確かにまだ余裕がありました(体型もあるとは思うけど)。猛暑の中で小倉まで運んでも減らないのはありがたいのですが、いろいろ苦労しそうですね。レースは、立ち遅れた上に内の馬に邪魔されて最後方になりましたが、1角まで長いし新馬戦でスローなのですぐに挽回。道中は5番手で進みましたが、ペースが上がると騎手の手が動き始め、直線は内を突いたものの伸び負け。勝ち馬からは1秒離されているので、まあ完敗です。調教では芝コースに入れてなかったようで馬場を気にしていたそうですが、とにかく体が絞れてこないと難しそう。次走は中2週で再度T2000mに挑む予定で、10kgは減らしたいけどどうかなあ。

9月になり今週で夏競馬も終わり、来週から阪神中山での開催となります。夏に走ってたお馬さんたちは(ディスペランツァ以外は)放牧に出され、トレセンにはファントムシーフ、カネフラ、コートパルフェが戻ってきています(コナブラックもそろそろ、らしい)。モアザンワンスは8/25にゲート試験に合格した後も厩舎に残り調整されており、時計を出してみて問題なければこのままデビューの見込み。また、アルフワイラは地方でのノルマを果たし再ファンドとなり、美浦小西一男厩舎所属で再スタートの予定です。中山のうちに使ってほしいんだけど、間に合うかなあ。