よしよし

ファントムシーフ、1番人気にこたえて快勝しました。デビュー戦の馬体重は484kg。さすがに評判馬が集まるレースだけに皆さん堂々とした周回ぶりでしたが、うちのが一番うるさくて馬っけ出すわ、騎手が乗ると立ち上がるわ(よく落ちないもんだ)、馬場入りでも最後まで厩務員が手綱を離さず、返し馬に入る際も反抗的。ただ、動き出すと実にきれいな走りで、まあ人気もうなずけるか、って感じでした。ゲートは外によれて出て(大外で良かった)、一瞬置かれかけたのですが、気合をつけて好位の外につけると、スローペースにもきちんと折り合って追走。4角を3番手の外で回ると馬なりのまま先に抜けだした2着馬に並びかけ、ここでもう一度気合をつけるともう一段加速して突き放し、0.2秒差をつけてゴールしました。時計は遅いし、相手関係もまだよくわからないのですが、(強烈なクロスを持つこともあり、いきなり種牡馬としての価値に言及されるほどの)強い内容でした。本当に強いのかは次のレースを見てからですが、先生はまずは地道に賞金を加算していく方針のようなので、次走の設定は野路菊S、紫菊賞あたりでしょうか。楽しみに待ちたいですね。

エクロジャイトは3番人気で3着。494kgでのデビューでした。このレース、1200m戦にしては皆さんおとなしくて、こいつらなんもわかってないだろ、って感じだったのですが、中でもうちのは抜けてぼーっとしてて、馬はできてそうだけど大丈夫かいな、と思ってたのですが、案の定とぼけたスタート。騎手は行かせようとするも前に入られ砂を被るとさらに後退し、最後方からの競馬になりました。気合をつけて何とか後方集団にとりつくとここで一呼吸置き、3角回ってから再び追い出し、直線は大外から(上がり3Fは2番手の馬より0.9秒早い)異次元の脚で突っ込んできましたが、それでも勝負には全く絡めず0.8秒差の3着。能力はあるんでしょうが、いろいろ課題も多そうです。とりあえず秋になって長めの距離に使えるようになってからの方がいいでしょうね。ということでいったん放牧。

サンビーストが結局放牧になってしまったので、今月はあと1頭。日曜阪神9R、舞子特別T1400mにルピナスリードが出走します。ハンデ51kgで池添騎乗。3歳馬というだけで人気する時期なのに、前走の勝ちっぷりとハンデからおそらく一番人気になるかと思います。中間坂路でベストタイムをたたき出しており仕上げも抜かりなし。ここは弟に続きたいですね。頼んだよ。