両目

先週の中山は雨のため、まれにみる特殊な馬場になったのですが、何とまあ2頭とも勝っちゃいました。わーい!

土曜日のランブリングアレー。馬体重は-6kgの474kg。確かに減ったのですが、小倉記念ターコイズSは-8kgだったので、気持ちマシだったかなと思います。パドックでの動きは良く見えました(うるさいですが)。レースは五分のスタートから中団追走。外枠でもあり終始外々を回っていましたが、馬場も内外でだいぶ違うのでそれ自体は不利にはならなかったと思います。3角から徐々に差を詰め、直線は外に出しワンテンポ遅らせて追い出し、坂上で先行馬が止まってからもしぶとく伸び、最後はクビの上げ下げに持ち込み騎手のテクニックで先着。ほんと頑張ってくれました。この馬もさんざノメってましたが、ここまで馬場が悪いと少しぐらい重がうまくてもどうにもならず、スタミナの差が効いたかなという気がします。勝ち時計は1:54.8で、ここ30年の中山T1800mの重賞では一番遅いらしい(新馬戦でもなかなか見ない)ですし、次走につながる何かがあるとも思えませんが、大きく賞金加算できたし、重賞ウイナーという箔もついたし、ほんと良かったですわ。次走はヴィクトリアマイルということになりますが、1600mはどうかと思うし、なによりこの馬場でまじめに走ったダメージは相当だと思うので、(定年まで1年ではあるものの)秋まで休んでもいいと思うけどねえ。

日曜日のワシリーは-6kgの470kgでの出走。成長期の休み明けなので、正直増えててほしかったのですが、まあきっちり作ってきたってところ。ゲートであおって半馬身ほど出遅れましたが、馬なりのまま外から脚を伸ばし、1角は先頭に並んで回りました。内外の差で控えるも逃げた馬に外からプレッシャーをかけ続け、残り3Fで押し出されるように先頭。直線向いて2着馬が迫ってくると満を持して追い出し、4馬身突き放して完勝。終わってみれば、ここでは力が違った感じです。勝ち時計は1:53.3と前日の芝の重賞より早いのですが、この週のD1800mの未勝利では2番目のタイムで、重適性があればこのくらいで走れるってことでしょう。勝ちっぷりから上のクラスでもと思いますが、父はミッキーアイルだし、もう少し短い距離の方が安心してみていられそうです。関東オークスはさすがに長いんだろうなあ。