ダービーウィーク

プルーヴが入厩しました。思ったよりかなり早めですが、太井の(珍しい1000万条件の)交流戦を狙っているらしい。まあ、除外されたらおとなしく阪神(降級)まで待つようです。帝国はいろいろ登録してましたが、疝痛を起こしたこともありエプソムCまで待機の予定。サノさんは特に変わりなく続戦。あいちゃんは(短期)放牧。シロ君はまだWM運動です。

税金の話も正式発表がないし、気が進まなくてのびのびにしてたんですが、ダービーが終わると新馬戦が始まるので2歳馬の情報をば。

マーシフルフェイト
 フジキセキ × プレイン(by *ジェイドロバリー
 2005.3.24生、牡、青毛、早来・ノーザンファーム生産
 栗東安田隆行厩舎、馬主:サンデーレーシング

'Mercyful Fate'は「慈悲にあふれた運命」の意。お気に入りのジェイドの血筋ですが、とりあえず走るフジキセキのお約束である「母系にミスプロ」は満たしています。実際、この母の仔はフジキセキ産駒しか結果が出ていないしね。性格はかなりやんちゃらしいけど、黒くてカッコいい馬です(たぶん)。前の世代と違ってそう大きくない(牧場での計測で446kgだから、430kgを切ることになりそう)こともあって、来月早々にも函館に入厩の予定。もっとも、ゲート練習からだから、函館でデビューするにしても7月ですね。

ヴィーガズヘイロー
 アドマイヤベガ × *ジリーズヘイロー(by Sunny's Halo)
 2005.5.27生、牝、鹿毛、浦河・桑田正己生産
 栗東大橋勇樹厩舎(予定)、馬主:ターフスポート(予定)

ウインリゲルの下で叔父にスピードワールドだから、ターファイトとしては字面はまとも。早逝で貴重になったアドマイヤベガの血を牧場に残したいという意図がミエミエの募集馬ですが、はっきりしてるだけ潔くて好感が持てます。ただ、アメリカンな血統だけにアドマイヤベガがどう出るかは疑問も。馬名は父と母のちゃんぽんだけど、Haloは(太陽や月の)暈の意味もあって、なんぼベガが明るいとは言っても暈は肉眼では見えないよなあ。「真面目に走りすぎる面がある」とかで入厩はしばらく先になりそうです。

いろいろ不透明なので、この世代は2頭で止めました。そろそろ1歳募集の季節でもあるんだけど、今年ももうひとつ盛り上がりませんねぇ。