まずまず、かな

結局、カネフラは増減なしの448kgでの出走でした。どう見ても細いのは細いのですが、パドックでの動きは良かったし、芝中距離の牝馬ならこんなのいっぱいいるし、意外に何とかなるのかも、でも買い足すのは無謀だよな、と思いつつ発走。ゲートは五分に出て、行きたい馬を行かせ3列目の外に付けました。遅い流れを淡々と追走、3角過ぎから差を詰めていき、いったんは逃げた勝馬と勝負になるところまで迫りましたが、坂で失速。それでも坂上からまたしぶとく脚を使い、横一線の2着争いを首の上げ下げで鼻差しのいで2着を確保。頑張りました。騎手もうまく乗ってくれたと思います。正直メンバー軽かったので、前走の8着分だけ走ればこんなものとの気もしますが、とにかくクラスにめどは立ったし、賞金もそれなりに違うし万々歳です。馬体次第でしょうが、次はあずさ賞あたりかな(さすがに重賞はあるまいて)。

中山に着いた頃はよく晴れて暑いくらいで、これなら馬場も乾くかなと思っていたのですが、にわかに掻き曇ると雨が降り始め(かなり大粒だとは思ったけど場所によっては霰が降ってたらしい)、時折雷鳴がとどろく中で10Rの馬たちが入場(レース名通りですな)。ルピナスは-2の454kg。正直動きが重くやっぱり雨はダメかと思ったのですが、周回中に(雨は降り続いていたものの)晴れ間がのぞくと途端に元気に。こいつ、こういうやつだったのか。ただ、レースの方は五分のスタートを切り狙い通り2列目を確保したものの、行きっぷりが悪く課題の坂の手前で早々に失速。鞍上も無理には追わずブービーでの入線でした。1週スライドした影響もあるのでしょうが、道悪は得意ではなさそうです。まあ、仕方ないな。

で、皐月賞なのですが、ここまで太め残りと言われてきましたが、-8の494kgとキッチリ仕上げてきました。ただ、さすがに他の馬もよく見え、とりあえず自分の力は出せるかな、といったところ。馬場入りもスムーズで、課題のスタートもうまく出しました。予想以上に速い流れになったので、後ろに下げたのはいい判断だったかと思います(見てるときはおいおいと思いましたがね)。中団後方の馬場がいい状態を保っているぎりぎりのところを追走(このあたりさすがにルメさんは達者)。残り3Fからレースが大きく動き、まくり気味に進出していくのですが、このあたりで落鉄の影響もあるのかまっすぐ走ることができず、シャザーンに外をふさがれ、切り返そうとしたらメタルスピードに前に入られ、さらに内に入れてそこからはじりじり伸びたものの、先に抜けだしたタスティエーラには届かず、さらに大外をソールオリエンスが抜けていき、なんとか3着を確保し1番人気の責を果たすのが精いっぱい。もともと中山は不向きだと思われてたし、ペースが速くて自分の流れに持ち込めなかったし、落鉄してふらふらしてたし、、、でもまあ、落鉄してなくても2着までですよね。この流れになっちゃうと勝馬の決め手はダンチでした。ダービーはもう少しゆったり流れると思うので、そこでどれだけ巻き返せるかですよね。3着だと騎手がどうなるのかも問題ですが、これは青葉賞の結果次第かなあ。ま、3着でも共同通信杯の1着より賞金高いんだし、馬券も負けなかったし、これはこれでよかったかな。ダービーは指定席が取れるといいな。

さて、今週は木曜日(4/20)にサンビーストが出走します。大井10R、D1200m、1番/15頭、56kg森泰斗騎乗。今回は平場で少しだけメンバーも軽くなりました。最内枠も前々走でこなしているし、ゲートさえとちらなければ前進できそう。そろそろB3に上がりたいですよねえ。