びっくり


スラストライン、強い競馬で快勝しました。

デビュー戦の馬体重は482kg、明らかに仕上がってなくって新馬戦にとにかく使う、という陣営もある中できちんと仕上げての出走でした。ただ、後肢の送りがもうひとつでパドックでの印象はいまいち。7枠2頭がやたらよく見えるので、正直なんでこんなに人気するのか不思議でした。松田先生も来場してましたが、今日は阪神でしか使わないんだから当然か。騎手が乗ると結構楽しそうな雰囲気に変わって、今のところ競馬は好きみたい。パドックでは重たい感じで、よくわからないけどRedoute's Choiceってこんなのかなって思ってたんですが、返し馬になると軽い走りになって、しっかりサンデーの血が入ってるのを感じました。これなら格好はつくかもと思いつつレースへ。ゲートはちょっと待たされた(ゲート前の輪乗りで啼いてる馬がいるもんなあ、新馬とはいえもう3歳春なんだから勘弁して欲しい)んですが、おとなしくしてました。早いという触れ込みの発馬はいまいちだったんですが、二の脚はスムーズでするすると前へ。1角で先頭の外に並んでいく形になって、引っかかるんじゃないかとひやひやしたんですがちゃんと折り合いがついて一安心。向う正面でペースが落ちたところもしっかり我慢。直線向いて追い出し逃げた馬を競り落とすとあとは一人旅、最後は抑えてのゴールで2着と2馬身半、3着とは7馬身の快勝。ちょっとお母ちゃんの新馬戦を思い出しちゃいました。タイムはたいしたことないのでなんですが、余裕はあったのでちゃんと追えばもう少し時計はつまりそうなので、怠け癖がついたり故障したりがなければ、上のクラスでもそれなりにやれそうです。とりあえず、デビュー勝ちは久しぶりなので素直にうれしい。過去にデビュー勝ちした3頭がことごとく故障で尻すぼみに終わってるだけに、元気に競走馬生活を全うしてくれることを祈るばかりです。