あれも競馬、これも競馬

フェブルウス、快勝しました。(仕切り直しの)デビュー戦の馬体重は464kg。前回は448kgだったので、まあ半年分は体に厚みが出たってことでよかった。ただ、それでも振舞いは子供っぽくって、あまり感心はしませんでしたが。ゲートはポンと出て、仕掛けながら3列目に付けました。向こう正面でもしきりに騎手の手が動いていましたが、手ごたえがないわけではなく、放っておくと止めようとするのを何とか促していたらしい、です。3角から4角にかけて前との差を詰めていき、直線向いたところで前の馬が急に外に膨れて進路が開け、あとはまっすぐ追うだけで後続には2馬身半の差をつけての勝利でした。ただ、逃げていた馬に加え後ろでも斜行があり、後ろの馬は空馬となってさらに馬群に絡んでいくという展開。ロスなく走れたのは3頭くらいで、その中では一番強かったというだけ。実際、流れは速くないのに推定上がり3Fは40.4秒で、しかもこれが上がり最速。2Rの未勝利とはほぼ同じ流れなのに勝ち時計が2秒近く遅いという「参考外」のレースでした。まあ、展開に泣くのも展開に笑うのも競馬なのでいいのですが、どうせならG1で展開が向いてほしかったなあ。

さて、続いて月曜の中京11R、淀短距離ステークスT1200mにルピナスリードが出走します。1番/15頭、55kg川田騎乗。入厩後しばらくは動きが重かったようですが、年末にビシッとやって動きがよくなった、ようです。ただ、オープンだから坂路での追い切り映像は流れたけど、正直あまり感心しなかったのですが、、、評判はいいんですけどね。このレース、リステッドにしてはメンバーがやけに軽く(そりゃあ強い馬はシルクロードSに行くよなあ)、連勝中なので昇級戦とはいえ1番人気になりそう。でも、本来は内枠有利の中京T1200mとはいえ今の馬場は外差しがバンバン決まってるし、斤量の55kgも初めて。うまく外に出せればいいんだけどねえ。

そしてもうひとつ、火曜笠松3R、D1400mにコートパルフェが出走します。3番/8頭、54kg青柳騎乗。本来は力上位だと思うのですが、右前の外傷でしばらく調教できなかったので、臨戦態勢ができているのかどうか。そんなのんびりした話ではないんだけど、ここはまだ様子見かなあ。