一番星

コナブラック、人気にこたえて快勝しました。2戦目の馬体重は増減なしの498kg。パドックではとにかく偉そうで、一頭だけ古馬が混じっているような周回。ずっとアランヴェリテが1番人気だったんだけど、最終的に逆転するのも納得でした。ゲートも特に早くはなかったんだけど、出てからの反応は良く、行きたい馬を行かせて4番手をポツン追走。スローペース(と言っても前走よりは流れていた)もピタッと折り合い、向こう正面で外からダノンが来ると、行かせないよという気だけ見せていったん引かせ、4角ではアランをうちに閉じ込めたまま直線ですっと外に出し、アランが馬群をさばいている隙に先頭へ。そこからはアランが伸びる分だけこちらも伸びて、同タイム、クビ差で残し切りました。見ている方はひやひやだったんだけど、陣営のコメントは涼しいもので、差される気はしなかったらしい。ほんまかな。タイムが遅いから何とも言えないけど、大人びたレースぶりは好感が持てました。上のクラスでも楽しめそうです。

で、キタサンブラック産駒のJRA初勝利だったのですが、結構大きな扱いで、道営でウンが初勝利を飾ったときはお父ちゃんの写真しかなかった(スーパー認定戦とはいえ重賞でもないのにカメラマン派遣したりしないわな)けど、今回はちゃんと馬の写真入り。父と同じ厩舎というのもマスコミ的にはポイント高くて、未勝利勝ちとしては破格の扱いとなりました。単純にうれしい。いまんとこキタサンブラック初年度産駒の大将格は今週デビューが噂されるメトセラなんだけど、これも走るようならいろいろ夢も広がりますね。新種牡馬リーディングは産駒数が多いドレフォンやシルバーステートに勝てなさそうですけど。

ただ、今年はいろいろ景気のいい話も多いんだけど、実はこれが3勝目。もう少し勝ち星が欲しいよね。来週また頑張りましょう。