頭数は揃ったんだけどねえ

まずは前回の報告から。インペリオは4番人気で9着でした。馬体重は-6の474kg。6F戦にしては(他馬も含めてではありますが)のんびり周回していて、距離短縮してどうなのかなあと思ってはいましたが、案の定出遅れ。(ほぼ最)後方追走から前を追いましたが、目立つ脚は使えず流れ込んだだけでした。さすがに6Fは忙しかったようです。体はだいぶ出来てきましたが、精神面の成長待ちですかねえ。予定通りここで放牧に出して再調整となりました。

カラフルキューブは11番人気で10着でした。馬体重は-6の484kg。さすがによく見せますが、オープンの牡馬に混じるとやっぱり線が細い気はしました。まずまずのスタートから中団後方に位置取り、道中はじっくり追走。3、4角中間から仕掛けて前を追おうとするも、目立った伸び脚はなく流れ込んだだけでした。正直なところ小倉であの乗り方ではどうにもならないと思うのですが(勝ち馬が捲っていったタイミングで動かないとダメだわ)、それにしても見せ場がなさすぎ。後から検査もしたけど喉も含め異常はなく、牡馬相手で勝ち負けは難しいのかねえ、、、ということで今の収得賞金で牝馬限定の交流重賞に出走できる道を求めて、ファンドを残したまま地方競馬に移籍することになりました。といっても、移籍先はまだ未定で(南関のどこかだろうけど)とりあえず山元トレセンで調整中です。

さて、1週休んで今週は大挙5頭がスタンバイ。まず土曜東京7R、D1400mにフェブルウスが出走します。13番/16頭、57kg石川騎乗。秋以降は競馬に参加できるようになってきましたし、喉も問題なさそうです。鞍上を強化してきたし、相手も手ごろ。調教の動きも誉めてもらっているし、もう少し形になってきてもよさそうに思います(勝つところまではどうかと思うけど)。ゲートはちゃんと出ようね。

日曜日は京都4R、D1400mのモアザンワンスから。引き続き西村が55kgで騎乗します。半数が格上げ初戦の組み合わせで相手関係は謎ですが、新馬勝ってオープン5着から牝馬限定の自己条件なので、とりあえず1番人気なんでしょう。距離短縮、前走ハナ切った馬が大半の組み合わせで、道中の位置取りと折り合いがカギかと思いますが、ここはキッチリ決めてほしいですね。

日曜小倉8R、T1200mにはコナブラックが出走します。55kg▲川端騎乗。ずっと中距離を使ってきて初のスプリント戦となり、はたしてついていけるのかから問題なのですが、空気はそんなに乾燥しなさそうだし、調教は相変わらず動くし、馬体もよく見せるので、嵌れば一発あるんじゃないかなあ。

日曜小倉10R、日田特別T1800mにはコートパルフェが出走します。56kg小沢騎乗。ここも半数以上が前走二桁着順という組み合わせ。前走は中1週で福島への再輸送で大きく崩れましたが、その前はしっかりレースに参加できていた馬。騎手も乗り慣れてるし、そろそろ勝負になってもいいのでは。

トリは東京11R、根岸ステークスD1400mのエクロジャイト。9番/16頭、56kg横山武騎乗です。もともとは坂井で2/11のバレンタインステークスという話だったのですが、正直出られるかどうかわからないので、確実に出走できるここを使うことになりました。それで武史を確保できるんだから大したものですが、馬の力的にはだいぶ敷居が高いのは確か。距離短縮で新味が出るといいのですが、ポジション争いが激しくなるのは確実で、揉まれずに運べるかどうかですよねえ。まあ、ユルく見守りたいと思います。

ということで、モアザンワンス以外は穴扱いですが、週5頭も1日4頭もおそらく初めて。存分に楽しみたいと思います。

 

今年はパッとしない出だしだねえ

先週の結果から。コナブラックは13番人気で11着。いつものように馬は良く見えたし、中団でうまく折り合っていたのですが、勝負所でいざ追い出すと伸びを欠きました。喉はさほど気にならなかったみたいだし、調教では問題ないんだけど、困ったねえ。次は(一気に)距離短縮して6F戦を使ってみるそうです。それでだめならダートを試してみて、やっぱりだめなら打ち止めかなあ。どこかできっかけがつかめるといいんだけど。

ヴィクトリアドールは7番人気で8着、1頭は競争を中止したので、実質最下位でした。馬体重は-4(510kg)でしたが、実際に見るとなかなか見栄えがする馬体、なんだけど、、、最初っから2人引きで、落ち着きなくちょこちょこ歩いてて、いや、これやっぱりだめだよね、という印象。返し馬もゴール板まで厩務員がついて行ってから離したんだけど、なんか覇気がなくて今回もレース前に終わってるよなって感じで、もうどうもならん。レースもゲートは出たし、2列目でうまく流れに乗れていたんだけど、3角でもう手が動き始めギブアップ。いやあ、困ったねえ。もっとも、陣営によると(あれでも)この馬としては落ち着いてた(前走どんなんだったんかねえ)そうで、途中まではうまくいってたのに追い出すと耳を絞って反抗して止めちゃった、そうな。それはそれで困るよねえ。トレセンでは問題ないらしいから、競馬場の環境がダメなのかなあ(それってホントにダメじゃん)。とりあえず次走は小倉に滞在させてみるそうです。いろいろ試してみてくれるのは陣営も期待はしてるってことだろうけど、、、

今週も2頭が出走を予定しています。まず土曜京都1R、D1200mのインペリオ。藤岡佑は小倉なので坂井瑠に乗り替わりです(斤量57kg)。成績はパッとしませんが、陣営のコメントは徐々に前向きになってきたし、乗り役の格は乗り替わるたびに上がっているので、そろそろ馬券になってもと思います(ただの願望ですが)。トレセンの検疫が無茶混みで多くの厩舎で馬の入れ替えができず(エクロジャイトは予定もないのにトレセンに留め置かれています)未勝利戦のレベルは低下傾向。このレースなんか出走馬の前走着順の平均が9.6という素晴らしいメンバー構成です(とはいえ11着ではまったく威張れませんね)。6Fに距離短縮してうまく折り合えれば、勝負になっても良さそうだけどなあ。

もう1頭、日曜小倉11R、D1700m門司ステークスにカラフルキューブが出走します。56kgモリス騎乗。例によって坂路2回追いで時計は目立ちませんが、終いは伸ばしてきているので調子は良さそうです。オープンのメンバーですが前走よりは与しやすそうだし、輸送は問題ないし、右回りの1700mでは常に馬券圏内をキープしてますし、(このままでは番組選択がどんどん厳しくなるので)何とか勝って賞金を加算したいところです。頼んまっせ。

他の馬の状況ですが、名前が挙がっていない馬で入厩しているのはフェブルウス(1/27の東京D1400mを予定)、モアザンワンス(1/28の京都D1400mを予定)、コートパルフェ(未定)の3頭。新馬外厩で1頭待機しているんだけど、検疫の混雑が解消されないと難しそうですね。

年初め

2024年の正月競馬は2頭。まず土曜京都12R、T1800mにコナブラックが出走します。8番/17頭、58kgルメートル騎乗。1勝級としてはメンバーが揃っていますが(季節的に芝のレースが少なくなってきたから当然ですよね)、多少なりとも距離短縮になるし、能力的には問題ないとは思っています。とはいえ、喉の状態は相変わらずみたいだし、季節的に空気は乾燥しがちだし、ちょっと強気になれないよねえ。騎手も初日から日本の競馬に適応できるのか疑問ですよね。ちょっと喉が鳴るくらいで追うのをやめたりしないだろう、はいいのですが。

続いて日曜京都6R、T2000mにヴィクトリアドールが出走します。友一は中山で騎乗するので、今回は藤岡康に乗り替わり。強そうなのもいますが相手関係は前走より楽そうだし、こちらも能力は足りると思います。前走は東京まで運んだところで終わってしまっていたので、平常心でレースに臨めるかがカギになりそう。トレセンでの調教は落ち着いてこなしているようなのですが、どうですかねえ。京都でも入れ込んでダメだったら、北海道シリーズまで待つしかなくなっちゃうので、、、

なかなか楽しい1年でした

最終日、カネフラは7番人気で1着でした。復帰戦の馬体重は+8の458kg。細いのは細いのですが、まあ順当に成長してきてるかなという感じでした。レースは五分に出ましたが大外でもあり無理せず下げて後方から。1000m通過61秒というスローだったのですが、3角手前で先頭のクレバーテーストが後続を離しにかかってペースが上がり、結果的に差し馬の流れになりました。4角手前でスマートファントムにパスされましたがここは我慢(これは前走時と同じ判断でしたね)。4角回ってからその外に出し加速、ゴール前は横一線になる混戦を見事制しました。永島が良く我慢して御してくれたんですが、実は(追うのに必死で)ゴールのタイミングが合ってなくて、ライブでは差し切ったと思ったのがスローを見て負けてるじゃんになり、写真判定の結果が出て勝ってたのでびっくり。確かに判定写真を見るとちょっとだけ前だなあ。同着でもいいくらいだと思うけど。勝ちタイムは遅く上のクラスで即通用かはわかりませんが、血統が地味なこともあり成績の割に人気しない馬(ここまで平均すると6番人気で3着)なので、またどこかで穴をあけてくれるんじゃないかと期待しています。ただ、これなら神戸新聞杯で見たかったなあ。

エクロジャイトは6番人気で11着。馬体重は+10の512kgでしたが、久しぶりの関西圏での競馬だったのでこれはこんなもんでしょう。馬は良く見えたし、今回はうまくハナにたてたのですが、いざ追われるともろかったですね。陣営はやっぱり体調が戻っていない、あれならもっと粘れるはず、との見立てですが、どうなのかなあ。

ディスペランツァは10番人気で9着。輸送もあって体は絞れていたし(-6の516kg)、動きも良かったし、これならと思ったのですが、、、レースの方も今回は五分に出られたし、うまく中団に付けて残り3Fから動いて直線さあ、ってところで前が壁になり外に出すロス。そこから頑張って追うもさほど伸びず流れ込んだだけでした。ただ、前が壁といっても反応が悪いから壁ができちゃっただけで、そもそもの脚がなかった印象です。陣営は(前走もそのコメントはあったけど)距離が長いとの見解で、今後はマイル路線になりそう。まあ、夢は見られたから感謝ですね。

栗東は検疫が滞ており馬の入れ替えが難しい状況で、使った馬は(インペリオも含め)とりあえずそのままトレセンでの年越しになりそうです。年明けに放牧になるのかはそこでの体調を見て判断かな。他に入厩してるのはコナブラック(1/6京都予定)、ヴィクトリアドール(1/6京都予定)、カラフルキューブ(1/14小倉予定)、フェブルウス(1/27東京予定)の4頭。来年もいい年になりますように。

今年は最後まで忙しいねえ

インペリオは9番人気で13着でした。馬体重は+4の480kg。立派なパシュファイヤーをtけての登場でしたが、これまでになく気合の入った周回で、これならいけるんじゃないかと思ったんだけど、レースになると気合入りすぎで向こう正面で引っ掛かり直線伸びずという結果。スローになったのでいずれにせよ後ろの馬は用無しだったのですが、競馬は難しいですね。

さて、中央競馬最終日の12/28は午後の1時間弱の間にパラパラと3頭出走というなかなか忙しい展開になりました。まずは阪神10R、フォーチュンカップT2000mでカネフラが復帰戦を迎えます。11番/11頭、57kg永島騎乗。今回は変則日程なので調教時計見ても評価が難しいのですが、本数はやっているので病み上がりの半年ぶりでも仕上がっているものと思います(少しは馬体が増えているといいなあ)。実はスマートファントム(とスズカハービン)には先着したことがあるのですが、前走は2kgの斤量差があったけど、減量の恩恵のない今回は同斤(騎手はどちらも継続騎乗です)。前走勝ってるんだから継続騎乗は納得だけど、うまく立ち回ってくれるといいんだけど。

続いて阪神11R、ベテルギウスステークスD1800mにエクロジャイトが出走します。8番/15頭、56kg北村友騎乗。前走に比べると中間のコメントも前向きですので、調子は悪くなさそうです。持ち時計からそもそも通用するのかという気はしますが、前走は出負けしてポジションをとれなかったのが大きく、揉まれない流れならもう少しやれるはず。落ち着いてスタートを決めてほしいですね。あと、カネフラは自身が染め分け帽なのですが、エクロジャイトの方は両隣の馬が染め分け帽というかなり珍しい事態になってます。九州産限定戦みたいだな。

で、締めは中山11R、ホープフルステークスにディスペランツァが出走します。12番/18頭(1頭取り消しで17頭出走)、56kgモリス騎乗。前走後もプールに通ってるし、1週前には騎手騎乗で坂路で51.1の猛アピール(まっすぐ走れてないし終いは減速してるからどこまで誉めていいのかは微妙)、中山までの輸送もあるので10kgくらい減ってくれるんじゃないかな。前走見ても現時点での能力は互角だと思います。追い切りでの動きから騎手がどう考えて乗るか(どこで脚を使わせるか)、それに対して馬の方が反応できるか(まっすぐ伸びてこられるか)でしょう。追い切りではチークピーシズを着けてましたが、本番でどうするのかにも注目。

今年はほんとにいろいろあった年だったのですが、狂騒曲の始まりは去年のホープフルステークス4着でした。今年は出走も確定してなかったので現地観戦は叶いませんが、来年につながるレースを期待しています。

ラス前

今週は1頭。土曜阪神3R、D1400mにインペリオが出走します。12番/16頭、56kg藤岡佑騎乗。出られるかどうか微妙という話だったのですが、滑り込みでの出走となりました。ただ、メンバーはなかなか強力で、16頭中11頭が前走で掲示板を確保しています。これなら距離に疑問があっても2RのD1200mの方がよかったかも。それでも騎手が続けて乗ってくれるのはありがたいし、前走できっかけを掴んだのか調教での気合乗りが良くなってきたようです(時計も詰まってきてるしね)。ここでそれなりに走れるようなら今後の展望も開けてきますが、どうですかねえ。楽しみにはしていますが。

夢は見られたけどねえ

ジャイサルメールは508kgでデビュー戦を迎え、8番人気9着でした。このレース、短距離の新馬戦なのに皆さんおとなしくて、うちのもぼんやり周回していました。馬体もまだ余裕があるって、とりあえず使ってしまえ、という感じ。まあ、この時期だからそれでいいんですけどね。返し馬も一拍置いてから走り出す感じで、これで6F戦なのか。大丈夫かね。レースでもゲートの出は今一つで、他の馬を見ながら第二集団の外目を追走。大きく置かれることはなく3角から差を詰めにかかりましたが、ここでの伸びも一息で内に入れることができず先頭集団のさらに外に振られる形に(コーナーが苦手なだけかも)。さすがに直線の脚はなく流れ込んだだけでした。これでいい方に変わってくれるといいんだけど、続戦かは微妙。

モアザンワンスは‐4の498kgで出走、13番人気5着でした。パドックは可もなく不可もなくだけど、何が嫌われてこんな人気なのかわからない。1番馬なのに隊列の後ろを歩いていたのも謎。牝馬だから回りも含めていろいろ気にしたのかなあ。ゲートは良くも悪くもなく程度で、隣の馬の出が速かったので控えるのかと思ったら、その2番馬が内を開けて走るもんで馬が行く気になってしまい、今回もハナを切る形に。レースは団子状態のまま淡々と流れコーナーを回り直線へ。残り2Fから追い出すと手応えも十分で、こりゃもらったかなと思ったんだけど最後の100mで脚が鈍ってしまい、勝ち馬から0.5秒差の5着での入線でした。控えてどれだけ脚がつかえるかは見てみたいけど、とりあえず1勝級で通用するし、関西で走ることになるだろうD1400mにも対応できそうで、今後が楽しみです。ただ、ここまで行ったら馬券になってほしかったな。

ディスペランツァは‐2の522kgで出走、9番人気6着でした。パドックには行った時には2人引きでしたが、すぐに一人で引く形になりました。馬体は、、、やっぱり太いけど、走れないほどではなさそう(前後の馬が500kg超だったのでそう見えただけかも)。ただ、もう少し気合が欲しかったかな。地下馬道での騎乗になりましたが、馬場入りは問題なし。ゲートは五分に出ましたが無理に行かせることはなく控える形、なのはいいのですが、それならそれで1角までに下げればいいものを中途半端な立ち回りとなり、1角で大きく外に膨らむ形とになりました。2角は内ピッタリを回り向こう正面ではぽつんと離れた最後方を追走。ペースは速かったからこれはこれで良しだったかな。坂の手前から仕掛けて上がっていき、4角では横一線の大外へ。こりゃもらったわという脚を見せてくれたのですが、あと100mで止まってしまい掲示板も確保できず。勝ち馬からは0.2秒差でした。走った距離を考えると一番強い競馬をしたのですが、さすがに仕掛けが早すぎですよね。大外ぶん回しはミルコの得意技なので、しゃあないと言えばしゃあないのですが、、、最初2人引きだったように折り合いにだいぶ気を使っていたようなのですが、そちらは問題なかったですね。これも1勝級で通用することはわかりましたが、もう少しダイエットしないとなあ。これから気温が下がって汗もかきにくくなってくるから、またプールで頑張るのかなあ。

ということで、人気薄でいろいろ夢は見ましたが、馬券的には散々。もっとも、肉の日のイベントで飲むヨーグルトもらったし、障害未勝利のソリタリオの激走もライブで見れたし、悪くない一日でした。思ったほど寒くなかったしね。