春闘

ラジエーション、終わってみればモノの違いを見せて完勝でした。復帰戦の馬体重は+17の477kg。ただ、特に太くはないというかこれでもまだ細く見えるくらいで、とりあえずうまく成長はしているようでした。レースは、ゲートは正直もっさりしてたのですが、最初の直線はそれなりに長いし大外だしで、特に無理をするわけでもなくじわっと進出し、先頭に並びかける形で1角を回りました。その後も雁行の形で進み、3角過ぎから気合をつけると直線手前で先頭に立ってからは離す一方。2着馬に2秒差をつけてゴールしました。確かに交流戦でメンバーは弱いんだけど、これだけ着差をつけられるのなら昇級でもなんとかなるかも、と思わせる競馬でした。馬場の違いはあるにせよ(この日は重馬場でした)競ってもいないのに今開催の名古屋1500mで一番早い走破時計だったしね。

さて、まだ成長期っぽいしここで一休みかなと思っていたのですが、なんか調子もいいし(時計は出さないと思ってたのにちゃんと坂路でユルい追い切りをこなしてます)、厩舎事情で使い倒してから放牧に出したいというの思惑もありそうだし、前走の騎手は2場開催だとほぼ仕事がなく頼めばどこでも行ってくれる?などなどあり、プチ連闘で今週の東京開催、今年最後の3歳限定で牝馬限定の1勝級競走に使うことになりました。D1600m、13頭だてです。いきなり使うことにするくらいだからメンバーは小粒で、人気はオーケーバーディー(新馬戦を2.7秒差で勝ち現級でも3着2着)とルメールとモレイラでしょうが、上手く流れに乗れて騎手が慌てなければ見せ場も作れるんじゃないかな。あとはストライキ通告が出てるので無事に競馬が行われるのかだな。今回は東京への輸送もあるからねえ。