お馬だより

別にここで触れる必要もないのだが、いちおう凱旋門賞の感想を。

結果はあんなもんでしょう。有馬でもあっさり負けてるのにアウェーでこの相手だし、人気馬には先着してるんだから。ただ、ハリケーンランをきっちり封じ込めたのに同厩のレイルリンクに差されてるあたり、本気で勝ちに行くのならペースメーカーを自前で用意すべきでしたね。先行して引っ張るレースなんかやったことなかったもんなあ。

ただ、レース内容よりはるかに不満だったのがNHKの中継。そもそも、競馬のワールドカップというキャッチコピーは(実在する)ドバイのレースに失礼。(フジテレビならいつもの事と諦めるけど)競馬中継なんだからパドックや返し馬は全馬見せてくれないと困る。アップばかりで足元が映らない構図が目立ったのは論外。また、あれだけ時間が余ってるのなら主なステップレースはノーカットで見せてくれないと、なかなか相手関係がつかめないと思う。少なくとも、最重要レースのニエル賞の勝ち馬が当たり前のように勝ってるのに、さも意外かのような印象を与える中継はいただけない。あと、騎手の紹介もちゃんとしようね。ホワイトマズルでの豊の騎乗ぶりはまあ黙ってたら良いけど、最後に突っ込んできたプライドの鞍上はハーツクライルメールだよん。全体として、先日のTBSのボクシング中継を髣髴とさせる出来ばえで、これで受信料取るなよな。