2008年産お馬ちゃん情報

まだまだ暑い日々が続きますが、ぼちぼち2歳馬にも動きが出てきたので、例によってメンバーを紹介しておきます。


ラプスドール

キングカメハメハ × チャイナドール (by スペシャルウィーク
2008.3.3生、牝、鹿毛、安平・ノーザンファーム生産
栗東吉田直弘厩舎、馬主:サンデーレーシング

長い間やってる割には、ゆかりの血統というのが募集されたことがほとんどありません。そもそも、競走馬としての成績が散々なので繁殖に残れないんだから仕方ないよね。ところが、その数少ない馬がけっこう走っちゃったりしてるんですわ。歩留まりが悪かったり繁殖馬セールで売られたりするので、コンスタントに産駒がでてこないんですが、とりあえず初仔を見るとシャーベットトーン6勝(マーキュリーカップ優勝、川崎記念4着)、ツルミトウィンクル3勝(これは個人馬主の馬)、アウトクラトール6勝(NST賞優勝、現役)、ベンスプライト南関東2勝(現役)という成績。それぞれのタイミングでいろいろ事情はあったんだけど、どうして買ってないの、って思っちゃうよね。ということもあったし、馬選びにも多少疲れてきたので、深く考えずに申し込んでみました。両親共にパワフルで大きな馬だったけど、初仔でもあり多少小ぶり。グリーンウッドに移ってから他の馬のペースについていけない場面もあったみたいだけど、なんとか形になって18日に栗東入りの予定です。馬名は人形つながりかと思ったらブルゴーニュワインの銘柄「La Pousse d’Or」。こういうひねりは好きだなあ。


スラストライン

Redoute's Choice × レースパイロット (by *サンデーサイレンス
2008.2.27生、牡、黒鹿毛、安平・ノーザンファーム生産
栗東松田国英厩舎、馬主:サンデーレーシング

繁殖の格としてはこちらが真打ち。もっとも、ドールは数少ない黒字馬でお嬢は大赤字だったんだけどね。母親が線の細い馬だったので、豪州血統のタフさとスピードが生きれば、と思ってますが、逆の面が出ちゃうと悲惨。マツクニさんの牡馬だから体力なかったらどうにもならん。今のところ評判は上々ですけど、はたして入厩してどうなるか。秋を待ちたいところ。「Thrustline」は航空機のエンジン推力方向のこと(他にも意味はあるみたいだけど)で、母系からの連想のようです。


フェニックスソード

ネヴァーフォゲット × トゥハーモニー (by *サンデーサイレンス
2008.3.13生、牡、鹿毛、浦河・酒井牧場生産
栗東友道康夫厩舎、馬主:ターフスポート

これは直接出資してたわけじゃないけど、父は酒井牧場の自家用種牡馬で匂いは似ていますね。函館に入厩する予定で進んでいたんですが、直前に腹痛でキャンセルになりました。予定通り行ってれば昨今のターファイトの確変にのってあっさり勝ててたような気がするけど、なかなかうまくいかないねえ。ターファイトでは一番頼りになる酒井牧場ですが、実は初めて。わしらが乗っかった途端に他が走り始めて酒井牧場ばったりなのが申し訳ないんですが、ちゃんと使ってもらえればどうにかなるのでは(この厩舎はそこが一番難しいんだけどさ)。