楽しみ

シングウィズジョイ、3番人気2着でした。

デビュー戦の馬体重は450kg。パドックは2人引きで多少煩い面も見せていましたが、黒光りして見栄えのする馬体。うちの仔でも見栄えのする馬は多いものの、たいていは歩かせるとお里が知れるのですが、この仔の場合歩かせても特に疑問点はないし、騎手が乗ると一本筋が入ってますますグッドルッキングに。馬場入りも上々。これはいい馬だわ(たぶん)。レースは、ゲートは早かったんだけど行き脚がつかず(無理に仕掛けてもいませんが)位置取りを徐々に下げて最終的には後方馬群の先頭を追走。スローな流れで3角からレースが動き始めるんだけど、ここでの反応がいまいちで、外から交わされ内に押し込められる形に。直線向いて外の馬を一通り前に行かせたうえで外に持ち出し、坂を上がったあたりから一気に加速。無理なところから追い込んで見せ場を作ったものの、先に抜け出した勝ち馬を交わすところまではいかず2着まで。

騎手は「好位でレースしたかったが、耳を絞ったり内に切れ込んだりでまだ子供」とのコメント。走破時計は1:40.1と遅いけど、13秒台のラップが3つ続くスローペース。最後の1ハロンは11秒そこそこの脚を使っていると思います。血統やレースぶりから距離はもっとあった方がよさそうで、順調に育ってくれればかなり楽しめそうです(それが難しいんだけど)。友道厩舎は先週デビューさせた馬(4着)も放牧になってるし、秋まで待って中距離で仕切り直しかな。