ちょっとづつ足りないんだよなあ

ゴールドは504kgでデビュー戦を迎えました。ただ、パドックでは大型馬のもっさりした感じはなく、すっきりまとまった印象で、480kgくらいに見えました。造りもいいし、落ち着きもあるし、単勝200円を切る馬だという先入観もあるけど、芝中距離で下ろす馬としてはまず文句のない仕上がりでした。ゲート入りは少々嫌がっていたものの、出はスムーズ。無理にはいかず好位のポケットでレースを進め、直線向いて馬の間をうまく捌いて伸びたものの、ハナを切った馬を捕らえきれずハナ差の2着まででした。いちおう上がりは最速なんだけど、平坦のスローで35秒フラットだし、勝負どころの反応がもうひとつでスパッと切れる脚もない、ちょっとじりっぽい印象は持ちました。1回使って変わるかもしれないけど、次は確勝とは言えませんね。でも、大きなところはともかく、壊れなければかなり楽しめそうです。ダートもこなせそうだしね。

シルヴィーは-2kgの490kgでの出走。パドックはこの馬にしては落ち着いていたし、これならいけるかなと思ってたんだけど、ゲートでふらついて出遅れ。スローな流れを離れた最後方から進み、坂の上から仕掛けていったもののさすがに前との差は詰まらず6着でした。こちらも上がり最速なんだけど、好位にいた勝ち馬が同じ時計で上がってるんだから、特に威張れるものではないですね。道中で仕掛けるとそのまま行っちゃいかねない馬だけに、ゲートが決まらないと辛い。これでハンデ据え置きで高尾特別かと思ってたんだけど、どうも放牧のようです。