カネフラのデビュー戦は3着でした。馬体重は460kg。出てきたときは（他の馬につられる形ではありましたが）結構うるさかったのですが。途中から落ち着ききちんと周回できていました。最終オッズはパドック入場時よりかなり人気してたので、やはり馬のつくりはよかったのだと思います。ゲートには真っ先に入り、ほぼ先頭で出ました。ただ、外目の枠だし新馬戦だしというので下げたところ前が詰まって3列目の位置取りに。結果論だけど、2列目が取りたかったよね。そのままの位置取りで3角を回りレースが動き始め、4角では外に誘導し追い出すも、先に抜けだした勝ち馬は捕らえられず仕掛けを遅らせた2着馬にも交わされ、0.5秒差の3着。ただ、道中の位置取りの差なので（上位3頭ではうちのが一番不自由なポジションでした）能力は見せられたかと思います。5月生まれでこの時期にデビューして馬券に絡めば十分でしょう。帰ってきたときに芝コースにずらりと並んだカメラマンの前で（勝ってもいないのに）最後までポーズをとっていたのはご愛敬。
課題はいろいろありますが、まだまだ強くなってくれるものと思います。現時点でグランデッツァ産駒のJRAでの勝ち星は未勝利の2勝だけ。芝での勝ちはありません。すでに用途変更になっているので2つ勝てば代表産駒の座が手に入ります。もちろんアグネスタキオンの血統を繋いでくれるのが一番ですが（個人的にはサンデーの最高傑作だと思っているので）、とりあえず2勝。頼むよ。
勝った馬はビリーヴの孫なんですよね。やっぱり、ダノンスコーピオンの弟よりこっちの方が勝ってくれるのがうれしいよねえ。
